PART4、技術展示と本社ロビーを見ていきましょう。
どうもkou0128です。
引き続き、
「MAZDA OPEN DAY 2019」のレポートです。
しつこいと流石に思われてそうですが、まだであれば動画もよろしくお願いします。
さて、デザインセンターを出て技術展示を見ていきましょう。
入ると早速、
マツダ787Bがお出迎えです。
マツダ787Bは1991年のルマン24時間耐久レースで、日本車として初めて優勝した車ですね。
ロータリーエンジン4ローター(4気筒?)の2600ccのエンジンを積んだ車で、レシプロエンジン以外での優勝も初めての車だそうです。
ロータリーエンジン独特の連続したエンジン音で高音を響かせながら走るとんでもない車です。
ロータリーエンジンはレシプロエンジンと仕組みが違うので、かなり早い感覚で爆発が起きます。
そのため、排気量が小さいながらも高出力が得られるという物です。
しかし、爆発感覚がレシプロエンジンより短いので燃費が悪いという特徴もあります。
エンジンの特性だけで言うなら、昔の2ストロークエンジンに近いのではないかと思います。
仕組みは全く違いますけどね。
ロータリーエンジンの市販車は、2012年に販売終了したRX-8で終了しており、次期型がいつ出るのかとずっと噂が残っていますね。
でも実際のところ、小排気量なのに高出力で燃費が悪いっていうのは、今のエコカーがどんどん出てきている状況ではスポーツカーとしての復活は中々難しい気もします。
どうしてもスポーツカーもターボと多段ATにしていることが多いように感じます。
スポーツカーは最近ちょこちょこ出てきているので、もしかしたら2020年にマツダ100年で何か発表が有るかもしれませんね。
そして技術展示です。
塗装技術の展示に置いてあったRX-7のフロントバンパーです。
色は今のマツダの特徴色であるソウルレッド塗装がされています。
このカラーのRX-7が新型ロータリーで販売されたりなんかしたら、拍手喝采ですよね。
売れるかは別として。
実際スポーツカーってどうしても趣味の車なので、一般車両ですら販売台数少ないマツダが、ロードスターと合わせて売るかと言われたらなんとも分からないですね。
他にもロータリーの展示が有ったり。
で、このブースで実際にロータリーの組み立て作業者の方と話をさせていただきました。
なんと!
ロータリーエンジンは月40台くらい作ってるとのこと!
理由は、RX-7のFDとRX-8用の載せ替えエンジンとのこと。
車としては排ガス規制で販売できませんけど、ディーラーで注文したら載せ替えが利くとのこと。
ただし値段は、
70万円+工賃!(約100万円)
金額だけで聞くなら高いように感じますが、エンジンを100万円で交換すれば、新車のロータリーエンジンフィーリングが味わえると考えるとお安いと思います。
実際に。RX-7の中古は高いですがRX-8ならかなり安く中古で手に入りますからね。
ロータリー車に乗っている方、購入を考えている方はディーラーで一度聞いてみてください。
他には、つい最近公開されたCX-30のフロントグリルも展示してありました。
マツダCX-30のリンク
名前からすると現行のCX-3の後継モデルのように感じますが、写真で見た感じ大きさは少し大きそうで、内装も5月末に発表されたMAZDA3に似ているように感じます。
もしかしたら、CX-30はアクセラのSUVポジションという事なのかもしれません。
CX-3がコンパクトカーのデミオと内装一緒なのに高い!とさんざん言われて、ほとんどCX-5に流れていたという状況を考えると、立ち位置がかなり不思議になってましたからね。
CX-30がアクセラベースで少し大きくなるのであれば、CX-5やCX-8も今後さらに大きくなるのかもしれないですね。
さて、ついつい動画で使いきれなかった写真まで使って書いているとかなりの量になってしまうので今日はこの辺で終わりたいと思います。
次回はラストの更新、本社ロビーの展示を見ていこうと思います。
歴代ロードスターたちに会っていきますので、お楽しみに!
それでは最後までお付き合い頂き有難うございました。
また明日!
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